「数値」の正確さと、「匠」の眼。 国際規格に基づく厳格な管理体制で、社会の安全とお客様の信頼を守り抜く
極限まで数値を追求するデジタル技術と、わずかな差異も見逃さない人の感性。 私たちが皆様にお届けするのは、その双方が高次元で融合した「絶対的な品質」です。
しかし、メーカーとしての責任は「良い製品」をつくるだけでは完結しません。 イサム塗料では、国際規格であるISO9001(品質)およびISO14001(環境)認証を取得し、原材料の調達から製品がお客様の手元に届くその瞬間まで、関わるすべての人々と社会の安全を断固として守り抜く体制を構築しています。 揺るぎない信頼を支える、私たちの厳格な品質管理体制と取り組みについてご説明します。
1.品質管理・色相管理(クオリティ・コントロール)
ミクロン単位のこだわり。ISO9001認証工場から世界基準の「色」を届ける
イサム塗料の製品は、すべてマザー工場である滋賀工場の品質管理課が一元管理しています。滋賀工場では2000年に品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得。定期的な内部・外部監査を通じて、常に「顧客要求事項への適合」と「品質の継続的改善」を推進しています。
特に、主力の自動車補修用塗料において「色相(色味)の再現性」のズレは致命的な欠陥となり、お客様の信用に直結します。だからこそ、私たちは原色の製造における色相管理に一切の妥協を許しません。
数値管理塗装マニュアル「PACシステム」や、実車配合データ「カラー工房」、そして最新の調色管理測色システム「彩選短スマート」など、デジタル技術を駆使した高精度なデータ管理を徹底しています。しかし、技術だけでは到達できない領域があります。最終的には経験豊かな検査員が「熟練職人の眼」で厳しいチェックを行い、合格したものだけを世に送り出す。この徹底した「デジタル×アナログ」の二重の検査体制こそが、常に安定した最高品質の製品を供給し続ける私たちの強みです。
2.化学物質管理(レスポンシビリティ)
「法令遵守」と「科学的分析」。サプライチェーン全体を見据えた、責任ある管理
塗料メーカーとして、製品の安全性と環境負荷低減に対する責任は、製造工程だけにとどまりません。当社では、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の重要課題として、全部署(購買・技術・製造・品質管理)が連携した化学物質管理システムを運用し、以下の3つの取り組みを推進しています。
①分析機器による「自社分析」と不純物の排除
RoHS指令やELV指令など、世界的に厳格化する化学物質規制に対応するため、SDS(安全データシート)の管理だけでなく、自社内に「蛍光X線分析装置」を導入しています。これにより、原材料や製品に有害物質(カドミウム、鉛など)の混入がないか、科学的な数値に基づいた厳密なスクリーニング検査を実施し、安全性を担保しています。
②グリーン調達と情報の透明性
イサム独自の「グリーン調達基準」を策定し、お取引先様と協力して環境負荷の少ない原材料を優先的に採用しています。また、NITE-CHRIP等の公的データベースに基づき、GHS(世界調和システム)に準拠したSDSおよび製品ラベルの発行を行い、お客様へ最新の安全情報を包み隠さず提供しています。
③物流の安全確保(イエローカードの採用)
製品の輸送時における安全確保も重要な使命です。製品ラベルに国連番号・指針番号を記載する「容器イエローカード(ラベル方式)」を採用。万一の事故発生時にも迅速かつ適切な応急措置が可能となるよう、物流パートナーや地域社会の安全にも配慮した情報提供を行っています。
「つくる責任」と「はこぶ責任」を全うし、持続可能な社会の実現へ。
ミクロン単位の色あわせから、地球規模の環境配慮まで、私たちの品質追求に「ゴール」はありません。 ISO認証に基づく確かなマネジメントシステムと、技術と誠意の全てを注ぎ込む人の力で。イサム塗料はこれからも、お客様の期待を超える製品をお届けし、品質・安全管理のさらなる高みを目指し続けます。

