当社は、持続可能な未来を共に創造するため、ステークホルダーの皆様との開かれた対話を何よりも大切にしています。皆様からの貴重なご意見や期待に真摯に耳を傾け、当社のCSRの取り組みに反映させてまいります。
これからも、建設的なコミュニケーションを通じて、皆様との信頼関係を一層深め、社会から真に必要とされる企業として、地球環境と社会の繁栄に貢献してまいります。
「広く社会に貢献する」ために
ステークホルダー・コミュニケーション
| ステークホルダーの皆様 | コミュニケーション方法 |
|---|---|
| お客様 | ●販売部門・技術部門などの顧客対応 ●講習会やイベントの開催 ●製品ご案内(ホームページ・カタログ等) ●「イサム会」「アロークラブ」「エラストマー会」などの当社会員制ネットワークによる事業活動 |
| お取引先様 | ●事業活動による日々の対話 |
| 株主・投資家様 | ●定期株主総会開催 ●事業報告書の発行 ●ホームページでの情報開示 ●お問合せ対応 |
| 地域社会 | ●各種団体イベント等への参加 ●各種企業との交流活動 |
| 従業員 | ●労使交渉による協議 ●社内報・イントラネットなどでの情報発信 ●定期セミナー開催による教育研修 ●人事評価面談や1on1ミーティングでの対話 ●ヘルスケア・ラインケアによるヒアリング実施 |
「地域社会への貢献」のために
当社は、地域社会との共存を目指し、さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでおります。
チーム美らサンゴ(サンゴ保全活動)への参画
沖縄では現在、地球温暖化による海水温上昇などの影響により、サンゴの死滅や激減が深刻化しています。当社は地球環境負荷の少ない製品開発に注力しており、その一環として2010年よりサンゴ保全活動を行う「チーム美ら サンゴ」に参画しています。具体的には、サンゴの植え付けプログラムの実施や、沖縄県内外のイベントを通じて「美ら海を大切にする心」をより多くの人に広めることを目的に活動しています。今後も「チーム美らサンゴ」の環境保全活動に積極的に取り組み、地域社会へ貢献してまいります。
チーム美らサンゴ公式HP : https://www.tyurasango.com/
チーム美らサンゴ公式FB : https://www.facebook.com/tyurasango/
幼稚園塗り替え体験に協賛
当社は、抗ウイルス・抗菌効果のあるハイブリッド型光触媒塗料「エアフレッシュ」を用いて、幼稚園の内装を塗り替える塗装体験活動を各地で開催しています。この活動では、園児、先生、保護者の皆様が一緒に塗装作業を行います。塗料・塗装用品の提供に加え、塗装指導も行い、参加者の皆様に楽しみながら塗料に親しんでいただけるよう努めています。幼稚園を綺麗にするだけでなく、塗装の楽しさを知ってもらう良い機会になればと考えております。
琵琶湖の環境保全活動への貢献
当社は、製造拠点である滋賀県の「びわ湖を美しくする運動」に企業として参加し、清掃活動などを実施しています。また「野洲のおっさんびわ湖1周ゴミ拾い行脚」にも応援スポンサーとして環境美化支援を行っています。さらに滋賀県環境保全協会等にも所属し、行政との懇談会や環境セミナーにも参加することで、環境問題に関する意識向上に努めるとともに地域社会との連携を深めています。
野洲のおっさんびわ湖1周ごみ拾い行脚公式HP : https://www.bbc-tv.co.jp/umigomi/gomihiroi.html
プロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」パートナー契約
このたび、当社は日本男子プロバスケットボールBリーグの「滋賀レイクス」とパートナー契約を締結いたしました。このパートナーシップを通じて、滋賀レイクスからは教育委員会を通じ、当社名義で滋賀県内の学校へバスケットボールを寄贈いたしました。これにより、青少年の健全な育成を支援するプロジェクトに積極的に参画し、地域社会への貢献を一層強化してまいります。
滋賀レイクス公式HP : https://www.lakestars.net/
レーシングドライバー「霜野誠友選手」スポンサー契約
当社は2020年10月より、レーシングドライバー霜野誠友選手とスポンサー契約を締結しております。自動車補修用塗料のパイオニアメーカーとして、彼の挑戦をサポートすることで、モータースポーツを通じた地域社会の活性化に貢献し、次世代を担う若者たちに夢と感動を与えることを目指しています。
霜野誠友選手公式HP : https://www.shigetomoshimono.com/
環境省推進の国民運動「デコ活」に参画
当社は、環境省が推進する脱炭素社会の実現を目指した国民運動「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の趣旨に賛同し、「デコ活応援団」として参画いたしました。「デコ活」の推進パートナーとして、当社の製品やサービス、取り組みを通じて脱炭素型ライフスタイルへの転換を支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
デコ活公式HP : https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/
脱炭素社会の実現へ。OSAKAゼロカーボンファウンデーション(OZCaF)参加
当社は、2026年1月「OSAKAゼロカーボンファウンデーション(OZCaF)」に活動の参加企業として入会が承認されました。
OZCaFは、大阪府内の自治体や大学、企業が手を取り合い、一丸となって「ゼロカーボン(脱炭素)」と「SDGs」の達成を目指すプラットフォームです。当社は本活動への参加を通じ、地域社会と連携しながら環境負荷の低減に取り組んでまいります。
参加団体紹介ページ : https://ozcaf.jp/participating/
大阪府「脱炭素経営宣言」に登録
当社は、2025年7月、大阪府が2025年のカーボンニュートラル実現に向けて創設した「脱炭素経営宣言登録制度」に登録いたしました。日常的に脱炭素化を意識し消費資源やエネルギーの削減に努め、地域環境を保護するための取り組みを継続してまいります。
≪宣言内容≫
- 従業員とともに脱炭素経営に率先して取り組みます
- 脱炭素化に向けた推進体制(担当者の設置、社内勉強会の実施等)を整備します
- 宣言に関する取り組み状況調査のほか、府の脱炭素経営促進施策に協力します
- 府や各種機関が開催するセミナーに参加するなど、脱炭素に関する情報収集に取り組みます。
- 日常的に脱炭素を意識して、照明の消灯、空調等の適切な運用管理など、省エネに取り組みます
- 日常的に脱炭素を意識して、マイボトルの利用、3Rの実践など、省資源に取り組みます
- 再エネ由来電気の活用(再エネ電気の購入、太陽光発電設備の設置等)に取り組みます
- 環境性能の良い設備機器(照明、空調設備等)への更新に取り組みます
- 社用車への電動車(電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド)の導入に取り組みます
- CO2排出量の少ないものなど環境に配慮した物品・資材の調達に取り組みます
- 自社のエネルギー使用量等の把握・管理を行い、CO2排出量の算定に取り組みます
- 自社のCO2排出量の削減目標を設定します
持続可能な地域社会の実現に向けて「くさつ・エコスタイルコンテスト」に協賛
当社は、滋賀県草津市環境局が主催する「草津市地球を冷やしたいプロジェクト」の一環である「くさつ・エコスタイルコンテスト」に協賛いたしました。このコンテストは、市民一人ひとりの環境意識を高め、持続可能なライフスタイルへの転換を促進することを目的としています。地域社会の一員として、環境保全活動への貢献を通じて、より豊かな未来の実現を目指してまいります。
草津市HP : https://www.city.kusatsu.shiga.jp/
お客様との関わり
2025年度に出展した展示会
「第38回オートサービスショー2025」に出展
2025年6月19日(木)~21日(土)の3日間、東京ビックサイトにて開催されました一般社団法人自動車機械工具協会主催の「第38回オートサービスショー2025」に出展いたしました。新製品をはじめ、多岐にわたる製品をご紹介し、期間中は計5回のプレゼンテーションを実施。ブースにお立ち寄りいただいた皆様に、弊社製品の魅力を直接お伝えする貴重な機会となりました。
「第8回塗料・塗装設備展(東京展)コーティングジャパン」に出展
2025年11月12日(水)~14日(金)の3日間、幕張メッセで開催されたRX Japan株式会社主催の「第8回塗料・塗装設備展(東京展)コーティングジャパン」に出展いたしました。今回は、車両・汎用・建築などジャンルを問わず幅広く展示。2025年に発売した新製品だけでなく、開発途中の試作品についても多くの反響をいただきました。
「第23回国際オートアフターマーケットEXPO2026」に出展
2026年2月12日(木)~14日(土)の3日間、東京ビックサイトにて開催されました自動車アフターマーケットの祭典でもある「第23回国際オートアフターマーケットEXPO2026」に出展いたしました。毎年恒例の塗装実演では、現場の生産性を劇的に向上させるシステムとして水性1液ベースコート「CRONOS HD」と調色管理測色システム「彩選短スマート」仕上げに強制乾燥不要でCO2排出量を大幅削減できる「ポリウレアクリヤーNB」の塗装を行い、実演で証明する「究極の時短・省力化」を実感していただきました。
「第1回塗料・塗装設備展(名古屋展)コーティングジャパン」に出展
2025年の東京展に続き、2026年2月18日(水)~20日(金)の3日間、ポートメッセ名古屋にて「第1回塗料・塗装設備展(名古屋展)コーティングジャパン」に出展いたしました。待望の初開催となった名古屋展では、弊社の強みである多様な塗料を展示いたしました。
車両・汎用・建築と多岐にわたる用途の塗料を揃え、来場者一人一人の課題に合わせたトータルソリューションをご紹介し、「この問題がこの塗料で解決できるのか!」といった発見を多く持ち帰っていただけた展示会となりました。
「信頼される製品づくり」の
ために
当社の経営理念である「良品質な塗料を通して、広く社会に貢献する」を具現化することを基本とし、塗料メーカーとしての品質確保を徹底し、常にお客様の視点に立った活動を行っています。
品質マネジメントシステム(QMS)
当社では、製品を開発・生産する滋賀工場において、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」の認証を取得しており、製品の品質管理体制を徹底しています。「良品質な塗料を通して、広く社会に貢献する」という経営理念を遵守し、お客様のニーズに沿い、法規に準拠した品質の製品を提供できるよう取り組んでいます。
品質方針
品質の良い塗料を作るため、以下の品質方針を実行します。
- 1.社会の変化と色彩に係わる情報をいち早くとらえ、顧客のニーズに応える製品を供給します。
- 2.品質関連の法規制及びその他の要求事項を遵守し、企業倫理の向上に努めます。
- 3.顧客要求事項への適合とQMSの有効性を継続的に改善します。
- 4.経営方針を基に、それぞれの組織構成により更に具体化した目標を立案するとともに、PDCAを有効に活用し、品質目標を実現します。
- 5.品質方針・品質目標は、ホームページなどを通じて広く社会に公開するとともに、社会のニーズと顧客のニーズに対応して見直していきます。
ISO9001認証取得状況
| 事業所名 | 審査登録日 | 認証機関 | 認証番号 | 登録範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 滋賀工場 | 2000年5月2日 | (一財)日本品質保証機構 | JQA-QM4745 | 塗料の設計・開発及び製造 |
外部審査(QMS)
2025年度は、マネジメントシステム全体としての継続的な適合性および有効性、ならびに認証の範囲に対する適切性に対し、更新審査で確認した結果、システムが適切に維持されていると評価されました。
外部審査(QMS)の実施状況
| 項目 | 審査(2026年4月実施) | 更新審査(2025年4月実施) |
|---|---|---|
| 対象事業所数 | 5 | 5 |
| グッドポイント(件) | 1 | 1 |
| 改善指摘事項(件) | 0 | 0 |
| 改善の機会又はコメント(件) | 7 | 7 |
内部監査(QMS)
ISO9001認証取得の滋賀工場では、年2回の定期内部監査を実施しています。
内部監査の実施状況
| 項目 | 2026年1月実施 | 2025年7月実施 | 2025年1月実施 | 2024年7月実施 |
|---|---|---|---|---|
| 対象事業所数 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 活動単位数(部署) | 5 | 5 | 5 | 5 |
| グッドポイント(件) | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 改善指摘事項(件) | 0 | 0 | 2 | 0 |
| 改善の機会又はコメント(件) | 1 | 6 | 12 | 1 |
安全への取り組み
労働安全衛生の取り組み
当社では、労働安全衛生法に基づき、安全・衛生への取り組みと管理を徹底しております。環境測定として、有機溶剤濃度測定や作業所の換気状態測定を定期的に実施しています。安全衛生委員会では、月に一度、災害発生防止を目的とした環境・安全パトロールを実施し、不安全要素に対して適切な改善指導を行うことで、職場環境の改善に繋げています。また、発生した労働災害およびヒヤリハットについては、原因を究明し、全社的な対策へと展開しております。さらに、産業医による職場巡視や安全衛生委員会の開催、安全衛生週間の安全衛生教育などを実施しています。
化学物質を取り扱う企業として、役職員の「健康被害の防止」を特に重視しており、現状把握を確実に行うことで、より良い職場環境の構築に取り組んでいます。
強度率/度数率
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 強度率 | 2 | 0 | 0.01 | 0.15 | 0 |
| 度数率 | 5.5 | 5.9 | 11 | 21.1 | 10.5 |
- 度数率:100万延べ労働時間あたりの労働災害による死傷者数
- 強度率:1,000延べ労働時間あたりの労働損失日数
労働災害発生件数の推移
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 不休災害 | 4 | 0 | 1 | 4 | 2 |
| 休業災害 | 1 | 2 | 2 | 1 | 0 |
職場環境の安全管理
職場環境の安全管理として、法で定められている有機溶剤等の作業環境測定および尿中代謝物測定を年2回実施し、健康および環境監視を行っています。役職員が有機溶剤等を使用する作業場には、局所排気装置等を備え、作業環境の整備を徹底していることから、下のグラフの通り、近年所見が認められることはなく、作業環境の改善ができていることがわかります。
尿中代謝物(キシレン)の
有所見のない比率
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|
| 100 | 100 | 100 | 100 | 100 |
安全道場
安全道場新設の背景
近年、どの企業においても、ベテラン社員の退職や職場の若返りにより、長年培われた技術やノウハウの伝承が十分にできないという課題を抱えています。特に、多くの危険物を取り扱う滋賀工場では、労働災害が発生した場合、本人だけでなく、共に働く仲間や周囲の人々をも危険にさらす可能性があります。このような状況を鑑み、当社従業員一人ひとりが危険に対する感受性を高めることを目的として、本安全道場を設置いたしました。
危険予知能力の向上に大きく貢献
製造現場に潜む様々な危険リスクに対応するため、4種類の安全体感教育装置を導入いたしました。これらの装置を用いた「ヒヤリハット体感」を通じて、従業員一人ひとりの危険予知能力を向上させ、労働災害の未然防止に繋げてまいります。
1 「粉じん爆発体感」
2 「Vベルト巻き込まれ体感」
3 「回転体巻き込まれ体感」
4 「静電気溶剤爆発体感」
安全で安心して働ける職場つくりの推進
「安全道場」では、災害の状況を完全に再現することは難しいものの、導入した体感装置を活用し、従業員一人ひとりの五感に訴えかける訓練を行います。これにより、日々の業務における安全意識を高め、安全で安心して働ける職場づくりに繋げます。さらに、この「安全道場」を研修・見学・体験学習の場として社外の方々にも広く活用していただくことで、地域社会への貢献とCSR経営のさらなる推進に取り組んでまいります。
●安全道場
●回転体・静電気爆発装置
●粉じん爆発・Vベルト巻き込まれ装置
◆研修の様子
「慣れ」を排除し、安全を文化へ。
製造・販売・技術——。2025年4月より、全部門の従業員が「安全道場」での疑似体験を通じ、現場のリスクを再認識しています。 定期的な反復研修により、装置の正しい知識と高い安全意識を定着。私たちは、あらゆる現場において「安全の確保」を最優先事項として取り組んでいます。
「安全道場」のご紹介は、イサム塗料公式YouTubeチャンネルでもご覧いただけます。
AED(自動体外式除細動器)の設置
当社では、緊急時に従業員の命を守るため、2009年より全ての事業所にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。万が一の事態に備え、従業員が心肺蘇生法やAEDの取り扱いに関する講習会を定期的に受講し、救命スキルを身につけるよう努めています。
防災訓練の実施
滋賀工場では、従業員の安全確保のため、毎年1~2回の防災訓練を実施しています。所轄消防署のご協力をいただき、専門的な指導を受けながら、消火訓練、避難訓練、地震体験、煙中体験、液体漏洩事故訓練、人命救急訓練(AED講習)など、実践的な訓練を行っています。これらの訓練を通じて、従業員一人ひとりの防災意識を高め、緊急時における適切な行動を習得することを目的としています。今後も、安全・防災に繋がる活動に積極的に取り組み、地域社会の安全にも貢献してまいります。
健康への取り組み
法令の範囲以上の健診項目で定期健康診断を年2回実施し、受診率100%
社員の心身の健康を第一に考え、当社では全社員を対象に、法令を上回る充実した項目の定期健康診断を年2回実施し、受診率100%を達成しております。これに加え、女性社員に対する婦人科健診や、中高年齢者に対する年毎の脳ドックや腹部エコー検査といった各種オプション項目も会社全額負担で提供するなど、一人ひとりに寄り添ったきめ細やかな健康管理や病気の早期発見に努めています。
重症化予防を目的に、健診結果による要再検査者への医療受診勧奨
当社では、健康診断の結果、要再検査となった社員に対し、個別に医療機関受診を勧奨するとともに、再検査費用の一部を会社が負担することで、再検査受診率の向上を図っております。これにより、社員の健康管理を促進し、病気の早期発見を目指しています。
毎朝のラジオ体操の励行と日々の運動機会の増進
当社では、日々業務をスムーズに開始し、ケガや事故を防止するため、始業時にラジオ体操を実施しております。また、社員全体の健康増進を目的として、教育動画等の活用により、全社員が運動の重要性を理解し、実践できるよう啓発に取り組んでいます。
全事業所でストレスチェックを行い、実施率100%
全役職員が健やかに働けるよう、身体的な健康だけでなく、心の健康(メンタルヘルス)
づくりにも取り組んでいます。年1回、全役職員がWebストレスチェックを実施し、その結果から自身のストレス状況を把握し、気づきを得ることで、自身のメンタル不調リスクに対応できる体制を整えています。また、全検査結果を集団的に分析し、その結果を職場環境の改善に活かすことで、メンタル不調の未然防止を図ることを主な目的としています。
さらに、メンタルヘルス教育の一環として、外部専門講師をお招きし、管理職を対象としたラインケア研修や、全役職員を対象としたセルフケア研修を定期的に開催しています。
これらの研修を通じて、一人ひとりがメンタルヘルスに関する正しい知識を習得し、メンタル不調を未然に防ぐとともに、より良い職場環境を形成できるよう努めてまいります。
長時間労働対策
当社では、年間休日125日以上、年間所定労働時間1800時間以内を定め、従業員のワークライフバランスを重視した働き方を推進しています。 長時間労働の削減に向け、17時00分の定時退社を推奨する環境づくりや、週1回のノー残業デーを実施。また、年間6日の有給休暇の計画的取得促進制度を設けるなど、有給休暇の取得も強く推奨しています。これらの取り組みにより、従業員が心身ともに健康で、充実した生活を送れるよう支援しております。
「働く人の健康と働きがいのある会社・職場づくり」のために
福利厚生制度の充実(ワークライフバランスの推進)
当社では、社員が心身ともに健康であり、私生活と業務の両面で充実した生活(ワークライフバランス)を送れるよう、多様な福利厚生制度の充実に努めています。 有給休暇の取得促進においては、法定を上回る付与日数を設定しているほか、病気や育児・介護等の際にも安心して休めるよう、本来失効してしまう年次有給休暇を積み立てて活用できる「失効年休積立制度」を導入しています。 さらに、心身のリフレッシュを促す「永年勤続リフレッシュ休暇」や、節目の勤続年数に対して支給される「永年勤続表彰(表彰金支給)」などを設けており、社員が長期にわたって安心してキャリアを築き、多様なライフスタイルに合わせながら健やかに働き続けられる職場環境を整えています。
ライフステージに寄り添う多様な就業形態と両立支援の拡充
当社は、多様な人材の活躍(ダイバーシティ&インクルージョン)こそが企業の持続的な成長の源泉であると考え、社員が仕事と家庭を無理なく両立しやすい雇用環境の整備に力を注いでいます。
具体的には、「育児休業制度」や「介護休業制度」といったライフイベントを強力にバックアップする各種制度の定着を図るとともに、働く時間や場所に関する多様な生活ニーズに柔軟に対応できるよう、適切な就業規則の改定・整備を継続的に行っています。社員が直面する様々なライフステージにおいて、自ら最適な就業形態を選択できる選択肢を提供することは、組織のエンゲージメント向上にも直結しています。
今後も、社員が不測の事態や環境の変化があっても決して孤立せず、長期的に安心してキャリアを築き、働き続けられる職場環境のさらなる高度化を目指してまいります。
2025年育児休業制度利用者 対象6名 利用4名 取得率66.7%
2025年介護休業制度利用者 2名
協調的な労使関係の維持と従業員のウェルビーイング推進
当社では、従業員の労働権利の尊重と健全な労働環境の維持・向上を目的に、強固な労使関係の構築に努めています。社内には「イサム塗料労働組合」が結成されており、主要な上部団体であるJEC連合塗料部会に加盟し、業界全体の動向も視野に入れた活動を展開しています。 当社の労使間においては、長年にわたり互いの立場を尊重し合う「労使協調関係」が深く根づいており、常に建設的な対話を通じて円滑な関係を維持・継続してまいりました。経営層と労働組合が共通の理念のもとで密に連携し、対話を重ねることは、組織のエンゲージメントを高める重要な基盤となっています。今後もこの良好なパートナーシップを礎に、従業員が将来にわたって安全かつ安心して健康に働き続けられる、より良い職場環境の創出と企業の持続的成長をともに目指してまいります。
人的資本の最大化に向けた人事評価制度の刷新と確かな信頼関係の構築
当社は、社員の能力開花とモチベーションの向上が企業競争力の源泉であると考え、新たな人事評価制度を導入し、運用を開始しました。 新制度では、客観的な等級制度に準拠した賃金・昇給・昇格テーブルを確立し、誰もが成果や自身の立ち位置を把握しやすいクリアな体系へと刷新しました。具体的な評価にあたっては、「社員として求められる行動」を評価する「役割遂行度評価」と、期首に設定したゴールへの成果を評価する「目標管理評価」を導入し、行動と成果の両面から多角的に測定する仕組みとしています。 特に運用の質を高めるため、年2回の「目標設定面談」と「実績評価面談」を徹底しています。この対話を重視したプロセスにより、上司と部下の間で高い納得感と信頼関係を醸成しています。今後も本制度を通じて社員の成長意欲を最大限に引き出し、組織の活性化と社会の持続可能な発展に貢献してまいります。
有給休暇の取得促進と柔軟な働き方の実現
当社は、従業員が適切な休息をとり、心身ともに充実した状態で業務に臨むことが持続的な成長に不可欠であると考え、有給休暇取得率の向上を重要課題に位置づけています。 確実な休暇取得を後押しする仕組みとして、年間6日間の有給休暇取得を義務づける「計画的年休取得促進制度」を構築し、労使協定を締結・運用することで、計画的な業務管理の定着を図ってまいりました。 今後はこの実績をベースに、個人のライフスタイルに合わせた休暇取得をさらに容易にするため、システムの最適化を進めます。同時に、管理職からの積極的な声かけや、休みを温かく応援し合えるチームワークの強化を通じて、無理なく有休を取得しやすい職場環境と風通しの良い企業風土の醸成を追求してまいります。
年次有給休暇取得率
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 取得率 | 65.2% | 64.0% | 61.1% | 67.9% | 67.1% |
取得日数は 1 年間に取得 ( 消化 ) した日数 / 付与日数は、繰越日数を除く
障がい者雇用の推進と誰もが活躍できる職場環境づくり
当社は、多様な背景を持つ人材がそれぞれの強みを活かして働くこと(ダイバーシティ&インクルージョン)が、持続可能な企業経営の基盤であると考えています。この方針のもと、単に雇用の数を追うだけでなく、障がいのある方が安心して長期的に定着できる「質の高い雇用環境」の整備に注力しています。 具体的なアプローチとして、既存の業務プロセスや職務内容の適正化を図り、無理なく責任とやりがいを持って働ける場を社内に創出してきました。2026年3月現在、3名が在籍しており、周囲のサポート体制のもとで共に業務を行っています。 現在は、すべての人が自分らしく活躍できるサステナブルな職場づくりの一環として、さらなる雇用の受け入れ態勢を整えている段階です。今後も変化する社会のニーズと一人ひとりの生活ニーズに寄り添いながら、障がい者雇用の推進と多様な人材の活躍支援に向けて、全社的な取り組みを一層強化してまいります。
障害者雇用人数・雇用率の推移
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 雇用人数 | 4 | 4.33 | 4.5 | 4.42 | 3 |
| 雇用率 | 2.1% | 2.2% | 2.3% | 2.2% | 1.4% |
※雇用人数および雇用率は、月別での全体社員における障害者社員の人数から年間平均値を算出し、申請条件に基づいて得られる数値となっております。
高年齢再雇用制度によるシニア層の活躍と技術・技能の継承
当社では、多様な世代が互いの強みを活かし合って働く(世代間ダイバーシティ)ことが、組織の強靭化に不可欠であると考えています。
60歳の定年以降も高い就労意欲を持つ社員を支えるため、最長65歳まで安心して勤務できる「高年齢再雇用制度」を運用しています。この制度を通じて、ベテラン社員が培ってきた独自の技術や専門知識、貴重なノウハウを重要な経営資源(人的資本)として再定義し、有効活用を進めています。
各職場でベテラン社員が戦力として活躍することは、日々の業務への貢献に留まらず、若手・中堅社員への生きた技術の継承や、組織全体のスキル底上げに大きく寄与しています。今後も、すべての世代が安心して自らのキャリアを築き、輝き続けられる職場環境づくりを追求してまいります。
2025年度 対象者35名 再雇用3名 再雇用率100%
主体的な学びと成長を支える多角的な人材育成環境の整備
当社は、社員一人ひとりの成長が企業の発展の原動力であると考え、個々のキャリアステージに応じた人材育成環境の整備に努めています。 教育体系としては、新卒・中途採用者への初期教育をはじめ、階層別・職種別の集合研修を展開しています。さらに、本人の希望や適性に配慮した外部研修制度や、受講テーマを自ら選択できる自己啓発のための通信教育制度など、自律的なスキルアップを支援する仕組みを確立しています。 また、当社の企業風土に合致した人材育成を推進するため、新たに「仕事の手引書」や「社員心得」を作成・導入し、日々の業務や研修で有効活用することで、基礎力の底上げと組織理解を深め、社員と会社が共に持続的な発展を遂げられる企業を目指してまいります。
色彩を感じ、学ぶ空間 〜カラーワンダーランド〜
塗料の色は、原色の色そのものだけでなく、実際に塗装した後の色の見え方が非常に重要です。しかしながら、色の見え方は照明や見る角度など、さまざまな要因によって大きく変化します。日常では何となく理解している色の変化を、技術的に体験できる施設を滋賀工場内の塗装技術センターに「カラーワンダーランド」と名付けて 設置しております。
動画で塗装を学んでいただく ~YouTube~
イサム塗料のYouTube公式チャンネルでは、当社の製品や塗料、塗装に関するアドバイスなど公開しております。
技術相談
当社では、製品の使用方法、塗装時の留意点、塗色情報、塗装仕様など、塗料に関する様々なお問い合わせやご相談に対し、製品知識を備えたスタッフが対応しています。
お客様から寄せられたご意見や情報などは、社内の関係部署にフィードバックし、その後の活動に活用しております。
なおご相談はホームページでも受け付けております。
日本塗装技術センター Japan Paint Technology Center
当社では、1972年(昭和47年)日本自動車車体整備協同組合連合会の後援により、スプレーマンの育成を目的とした「日本塗装技術センター」を開講し、塗料・塗装の基礎から塗装のスキルアップ、調色技術や水性塗料の基礎勉強など8講座を用意しており、5つの会場(滋賀・東京・名古屋・仙台・福岡)で実施しています。









