社会への取り組み

当社は、持続可能な未来を共に創造するため、ステークホルダーの皆様との開かれた対話を何よりも大切にしています。皆様からの貴重なご意見や期待に真摯に耳を傾け、当社のCSRの取り組みに反映させてまいります。
これからも、建設的なコミュニケーションを通じて、皆様との信頼関係を一層深め、社会から真に必要とされる企業として、地球環境と社会の繁栄に貢献してまいります。

「広く社会に貢献する」ために

ステークホルダー・コミュニケーション
ステークホルダーの皆様 コミュニケーション方法
お客様 ●販売部門・技術部門などの顧客対応
●講習会やイベントの開催
●製品ご案内(ホームページ・カタログ等)
●「イサム会」「アロークラブ」「エラストマー会」などの当社会員制ネットワークによる事業活動
お取引先様 ●事業活動による日々の対話
株主・投資家様 ●定期株主総会開催
●事業報告書の発行
●ホームページでの情報開示
●お問合せ対応
地域社会 ●各種団体イベント等への参加
●各種企業との交流活動
従業員 ●労使交渉による協議
●社内報・イントラネットなどでの情報発信
●定期セミナー開催による教育研修
●人事評価面談や1on1ミーティングでの対話
●ヘルスケア・ラインケアによるヒアリング実施

「地域社会への貢献」のために
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当社は、地域社会との共存を目指し、さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでおります。

チーム美らサンゴ(サンゴ保全活動)への参画

沖縄では現在、地球温暖化による海水温上昇などの影響により、サンゴの死滅や激減が深刻化しています。当社は地球環境負荷の少ない製品開発に注力しており、その一環として2010年よりサンゴ保全活動を行う「チーム美ら サンゴ」に参画しています。具体的には、サンゴの植え付けプログラムの実施や、沖縄県内外のイベントを通じて「美ら海を大切にする心」をより多くの人に広めることを目的に活動しています。今後も「チーム美らサンゴ」の環境保全活動に積極的に取り組み、地域社会へ貢献してまいります。

チーム美らサンゴ公式HP : https://www.tyurasango.com/
チーム美らサンゴ公式FB : https://www.facebook.com/tyurasango/

チーム美らサンゴ 環境大臣賞

幼稚園塗り替え体験に協賛

当社は、抗ウイルス・抗菌効果のあるハイブリッド型光触媒塗料「エアフレッシュ」を用いて、幼稚園の内装を塗り替える塗装体験活動を各地で開催しています。この活動では、園児、先生、保護者の皆様が一緒に塗装作業を行います。塗料・塗装用品の提供に加え、塗装指導も行い、参加者の皆様に楽しみながら塗料に親しんでいただけるよう努めています。幼稚園を綺麗にするだけでなく、塗装の楽しさを知ってもらう良い機会になればと考えております。

幼稚園塗替え体験に協賛

琵琶湖の環境保全活動への貢献

当社は、製造拠点である滋賀県の「びわ湖を美しくする運動」に企業として参加し、清掃活動などを実施しています。また「野洲のおっさんびわ湖1周ゴミ拾い行脚」にも応援スポンサーとして環境美化支援を行っています。さらに滋賀県環境保全協会等にも所属し、行政との懇談会や環境セミナーにも参加することで、環境問題に関する意識向上に努めるとともに地域社会との連携を深めています。
野洲のおっさんびわ湖1周ごみ拾い行脚公式HP : https://www.bbc-tv.co.jp/umigomi/gomihiroi.html

びわ湖の環境保全活動に参加

プロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」パートナー契約

このたび、当社は日本男子プロバスケットボールBリーグの「滋賀レイクス」とパートナー契約を締結いたしました。このパートナーシップを通じて、滋賀レイクスからは教育委員会を通じ、当社名義で滋賀県内の学校へバスケットボールを寄贈いたしました。これにより、青少年の健全な育成を支援するプロジェクトに積極的に参画し、地域社会への貢献を一層強化してまいります。
滋賀レイクス公式HP : https://www.lakestars.net/

プロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」パートナー契約

レーシングドライバー「霜野誠友選手」スポンサー契約

当社は2020年10月より、レーシングドライバー霜野誠友選手とスポンサー契約を締結しております。自動車補修用塗料のパイオニアメーカーとして、彼の挑戦をサポートすることで、モータースポーツを通じた地域社会の活性化に貢献し、次世代を担う若者たちに夢と感動を与えることを目指しています。
霜野誠友選手公式HP : https://www.shigetomoshimono.com/

レーシングドライバー「霜野誠友選手」スポンサー契約

環境省推進の国民運動「デコ活」に参画

当社は、環境省が推進する脱炭素社会の実現を目指した国民運動「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の趣旨に賛同し、「デコ活応援団」として参画いたしました。「デコ活」の推進パートナーとして、当社の製品やサービス、取り組みを通じて脱炭素型ライフスタイルへの転換を支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
デコ活公式HP : https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/

環境省推進の国民運動「デコ活」に参画

持続可能な地域社会の実現に向けて「くさつ・エコスタイルコンテスト」に協賛

当社は、滋賀県草津市環境局が主催する「草津市地球を冷やしたいプロジェクト」の一環である「くさつ・エコスタイルコンテスト」に協賛いたしました。このコンテストは、市民一人ひとりの環境意識を高め、持続可能なライフスタイルへの転換を促進することを目的としています。地域社会の一員として、環境保全活動への貢献を通じて、より豊かな未来の実現を目指してまいります。

持続可能な地域社会の実現に向けて「くさつ・エコスタイルコンテスト」に協賛

お客様との関わり
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2024年に出展した展示会

「ジャパントラックショー2024」に出展

2024年5月9日(木)から11日(土)の3日間、パシフィコ横浜にて開催された大型車両分野における最大級の展示会「ジャパントラックショー2024」に、当社も出展いたしました。今回の展示では、大型車両用2液型ウレタン塗料「ハイアートCBエコ」、荷台に木部の劣化を防ぐ「ウッドプロテクト」を塗装した軽トラック、水性2液型ウレタン塗料「ポセイドン5000」、意匠性特殊ウレタン塗料「ベッドライナービースト」を塗装した小型ユンボなどを展示いたしました。おかげさまで、会期中は非常に多くの反響をいただき、多数の商談に繋がる実り多い展示会となりました。

「ジャパントラックショー2024」に出展

「第7回塗料・塗装設備展コーティングジャパン2024」に出展

2024年10月29日(火)~31(木)の3日間、幕張メッセで開催された「第7回塗料・塗装設備展コーティングジャパン2024」に当社も出展いたしました。環境負荷低減に繋がる業界でも先駆けの水性2液ウレタン塗料「ポセイドン5000」をはじめ、錆の進行を抑制し車両を長持ちさせる「ハイアートCBエコ水性防錆コート」ヘッドライト用で常温乾燥が可能な「レンズリフォーマー3」などを展示し、多くの来場者にご提案することができました。

「第7回塗料・塗装設備展コーティングジャパン2024」に出展

「第32回日本国際工作機械見本市 JIMTOF2024」に出展

2024年11月5日(火)~10日(日)の6日間、東京ビックサイトで開催された 「第32回日本国際工作機械見本市 JIMTOF2024」に当社も出展いたしました。工業マーケットの来場者が多いこの見本市では、環境対応型2液ウレタン塗料「ハイアート5000」シリーズや、水性2液ウレタン塗料「ポセイドン5000」を展示し、数多くの方々にご紹介させていただき大盛況となりました。

「第32回日本国際工作機械見本市 JIMTOF2024」に出展

「信頼される製品づくり」の
ために
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当社の経営理念である「良品質な塗料を通して、広く社会に貢献する」を具現化することを基本とし、塗料メーカーとしての品質確保を徹底し、常にお客様の視点に立った活動を行っています。

品質マネジメントシステム(QMS)

当社では、製品を開発・生産する滋賀工場において、品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」の認証を取得しており、製品の品質管理体制を徹底しています。「良品質な塗料を通して、広く社会に貢献する」という経営理念を遵守し、お客様のニーズに沿い、法規に準拠した品質の製品を提供できるよう取り組んでいます。

品質方針

品質の良い塗料を作るため、以下の品質方針を実行します。

  • 1.社会の変化と色彩に係わる情報をいち早くとらえ、顧客のニーズに応える製品を供給します。
  • 2.品質関連の法規制及びその他の要求事項を遵守し、企業倫理の向上に努めます。
  • 3.顧客要求事項への適合とQMSの有効性を継続的に改善します。
  • 4.経営方針を基に、それぞれの組織構成により更に具体化した目標を立案するとともに、PDCAを有効に活用し、品質目標を実現します。
  • 5.品質方針・品質目標は、ホームページなどを通じて広く社会に公開するとともに、社会のニーズと顧客のニーズに対応して見直していきます。

ISO9001認証取得状況

事業所名 審査登録日 認証機関 認証番号 登録範囲
滋賀工場 2000年5月2日 (一財)日本品質保証機構 JQA-QM4745 塗料の設計・開発及び製造
外部審査(QMS)

2025年度は、マネジメントシステム全体としての継続的な適合性および有効性、ならびに認証の範囲に対する適切性に対し、更新審査で確認した結果、システムが適切に維持されていると評価されました。

外部審査(QMS)の実施状況

項目 更新審査(2025年4月実施) 定期審査(2024年4月実施)
対象事業所数 5 5
グッドポイント(件) 1 1
改善指摘事項(件) 0 0
改善の機会又はコメント(件) 7 9
内部監査(QMS)

ISO9001認証取得の滋賀工場では、年2回の定期内部監査を実施しています。

内部監査の実施状況

項目 2025年1月実施 2024年7月実施 2024年1月実施 2023年7月実施
対象事業所数 1 1 1 1
活動単位数(部署) 5 5 5 5
グッドポイント(件) 1 0 0 0
改善指摘事項(件) 2 0 0 0
改善の機会又はコメント(件) 12 1 5 6

安全への取り組み
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労働安全衛生の取り組み

当社では、労働安全衛生法に基づき、安全・衛生への取り組みと管理を徹底しております。環境測定として、有機溶剤濃度測定や作業所の換気状態測定を定期的に実施しています。安全衛生委員会では、月に一度、災害発生防止を目的とした環境・安全パトロールを実施し、不安全要素に対して適切な改善指導を行うことで、職場環境の改善に繋げています。また、発生した労働災害およびヒヤリハットについては、原因を究明し、全社的な対策へと展開しております。さらに、産業医による職場巡視や安全衛生委員会の開催、安全衛生週間の安全衛生教育などを実施しています。
化学物質を取り扱う企業として、役職員の「健康被害の防止」を特に重視しており、現状把握を確実に行うことで、より良い職場環境の構築に取り組んでいます。

強度率/度数率
強度率/度数率
2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
強度率 1.42 2 0 0.01 0.15
度数率 5.6 5.5 5.9 11 21.1
  • 度数率:100万延べ労働時間あたりの労働災害による死傷者数
  • 強度率:1,000延べ労働時間あたりの労働損失日数
労働災害発生件数の推移
労働災害発生件数の推移
2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
不休災害 3 4 0 1 4
休業災害 2 1 2 2 1

職場環境の安全管理

職場環境の安全管理として、法で定められている有機溶剤等の作業環境測定および尿中代謝物測定を年2回実施し、健康および環境監視を行っています。役職員が有機溶剤等を使用する作業場には、局所排気装置等を備え、作業環境の整備を徹底していることから、下のグラフの通り、近年所見が認められることはなく、作業環境の改善ができていることがわかります。

尿中代謝物(キシレン)の
有所見のない比率
尿中代謝物(キシレン)の有所見のない比率
2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
100 100 100 100 100

安全道場

安全道場新設の背景

近年、どの企業においても、ベテラン社員の退職や職場の若返りにより、長年培われた技術やノウハウの伝承が十分にできないという課題を抱えています。特に、多くの危険物を取り扱う滋賀工場では、労働災害が発生した場合、本人だけでなく、共に働く仲間や周囲の人々をも危険にさらす可能性があります。このような状況を鑑み、当社従業員一人ひとりが危険に対する感受性を高めることを目的として、本安全道場を設置いたしました。

危険予知能力の向上に大きく貢献

製造現場に潜む様々な危険リスクに対応するため、4種類の安全体感教育装置を導入いたしました。これらの装置を用いた「ヒヤリハット体感」を通じて、従業員一人ひとりの危険予知能力を向上させ、労働災害の未然防止に繋げてまいります。
1 「粉じん爆発体感」
2 「Vベルト巻き込まれ体感」
3 「回転体巻き込まれ体感」
4 「静電気溶剤爆発体感」

安全で安心して働ける職場つくりの推進

「安全道場」では、災害の状況を完全に再現することは難しいものの、導入した体感装置を活用し、従業員一人ひとりの五感に訴えかける訓練を行います。これにより、日々の業務における安全意識を高め、安全で安心して働ける職場づくりに繋げます。さらに、この「安全道場」を研修・見学・体験学習の場として社外の方々にも広く活用していただくことで、社会貢献およびCSR向上にも取り組んでまいります。

●安全道場

●回転体・静電気爆発装置

●粉じん爆発・Vベルト巻き込まれ装置

◆研修の様子

 

 

2025年4月の運営開始以降、製造部門の従業員だけでなく、5月に開催された全社販売促進会議では各拠点の販売員や技術部門の従業員も研修体験を行い、日々の業務における危険リスクを再認識しました。

健康への取り組み
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法令の範囲以上の健診項目で定期健康診断を年2回実施し、受診率100%

当社では、女性社員に対しては婦人科健診項目を、中高年齢者に対しては年毎の脳ドックや腹部エコー検査などのオプション項目を、会社が全額負担しております。これにより、社員の健康管理や病気の早期発見に努めています。

重症化予防を目的に、健診結果による要再検査者への医療受診勧奨

当社では、健康診断の結果、要再検査となった社員に対し、個別に医療機関受診を勧奨するとともに、再検査費用の一部を会社が負担することで、再検査受診率の向上を図っております。これにより、社員の健康管理を促進し、病気の早期発見を目指しています。

毎朝のラジオ体操の励行と日々の運動機会の増進

当社では、日常業務をスムーズに開始し、ケガや事故を防止するため、始業時にラジオ体操を実施しております。また、社員全体の健康増進を目的として、教育動画等を全社員に視聴させ、運動機会の重要性を啓発しております。

全事業所でストレスチェックを行い、実施率100%

全役職員が健やかに働けるよう、身体的な健康だけでなく、心の健康(メンタルヘルス) づくりにも取り組んでいます。年1回、全役職員がWebストレスチェックを実施し、その結果から自身のストレス状況を把握し、気づきを得ることで、自身のメンタル不調リスクに対応できる体制を整えています。また、全検査結果を集団的に分析し、その結果を職場環境の改善に活かすことで、メンタル不調の未然防止を図ることを主な目的としています。
さらに、メンタルヘルス教育の一環として、外部専門講師をお招きし、管理職を対象としたラインケア研修や、全役職員を対象としたセルフケア研修を定期的に開催しています。
これらの研修を通じて、一人ひとりがメンタルヘルスに関する正しい知識を習得し、メンタル不調を未然に防ぐとともに、より良い職場環境を形成できるよう努めてまいります。

長時間労働対策

当社では、年間休日を125日以上(土日、祝日をすべて休日とする)、年間所定労働時間を1800時間以内とし、従業員のワークライフバランスを重視した働き方を推進しています。 具体的には、「730運動」(遅くても19時30分前には退社するというルールの徹底)や週に一度のノー残業デーを実施し、長時間労働の削減に取り組んでいます。また、年間6日の有給休暇の計画的取得促進制度を設け、有給休暇の取得を推奨しています。
これらの取り組みにより、従業員が心身ともに健康で、充実した生活を送れるよう支援して おります。

AED(自動体外式除細動器)の設置

当社では、緊急時に従業員の命を守るため、2009年より全ての事業所にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。万が一の事態に備え、従業員が心肺蘇生法やAEDの取り扱いに関する講習会を定期的に受講し、救命スキルを身につけるよう努めています。

防災訓練の実施

滋賀工場では、従業員の安全確保のため、毎年1~2回の防災訓練を実施しています。所轄消防署のご協力をいただき、専門的な指導を受けながら、消火訓練、避難訓練、地震体験、煙中体験、液体漏洩事故訓練、人命救急訓練(AED講習)など、実践的な訓練を行っています。これらの訓練を通じて、従業員一人ひとりの防災意識を高め、緊急時における適切な行動を習得することを目的としています。今後も、安全・防災に繋がる活動に積極的に取り組み、地域社会の安全にも貢献してまいります。

「働く人の健康と働きがいのある会社・職場づくり」のために

人事評価制度

当社は、等級制度に沿った賃金・昇給・昇格テーブルを設け、年2回の目標設定、実績評価面談を通じて信頼と納得感ある目標管理制度を導入しました。この人事評価制度で社員の意欲向上と成長を促し、社会全体の活性化を目指します。

福利厚生

当社では、社員がより充実した生活を送れるよう、充実した福利厚生制度を設けています。有給休暇については、法定日数に加えて、年次有給休暇の失効分を積み立てられる制度や、永年勤続リフレッシュ休暇制度などを提供しています。また、永年勤続表彰制度として、一定の勤続年数に達した社員に表彰金を支給しています。

人材の活用

当社は、60歳で定年を迎えた社員が、引き続き就労を希望した場合、最長65歳まで勤務できる「高年齢再雇用制度」を設けています。ベテラン社員を戦力として再雇用することで、ノウハウの継承を推進し、組織全体の能力向上を目指しています。
2024年度 対象者5名 再雇用5名 再雇用率100%

人材育成

当社は、新卒・中途採用者教育、階層別・職種別研修、幅広い外部研修、自己啓発のための通信教育制度を導入し、人材育成の環境整備を図っています。また「仕事の手引書」「社員心得」を新たに作成し、当社の風土に合った人材育成の強化と、社員と共に発展できる企業を目指します。

仕事と家庭の両立支援

当社では、社員が仕事と家庭を両立しやすいよう、育児休業制度や介護休業制度といった各種制度を整備し、多様な生活ニーズに対応できる就業形態を選択できるような就業規則を設けています。これにより、社員が安心して働き続けられる環境づくりを推進しています。
2024年育児休業制度利用者 対象3名 利用1名 取得率33.3%

労使関係

当社には労働組合が結成されており、JEC連合塗料部会に加盟しています。労使間では長年にわたり、協調関係が築かれており、円滑な関係を維持し、従業員が安心して働ける環境づくりを進めています。

有給休暇取得率の向上

当社では、有給休暇取得率の向上を目的に、年間6日間の有給休暇を確実に取得するための計画的年休取得促進制度を導入し、労使協定を締結しています。今後も、社員がより無理なく有給休暇を取得しやすい仕組みと職場環境づくりを進めてまいります。

年次有給休暇取得率
年次有給休暇取得率
2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
取得率 63.0% 65.2% 64.0% 61.1% 67.9%
取得日数 / 付与日数× 100
取得日数は 1 年間に取得 ( 消化 ) した日数 / 付与日数は、繰越日数を除く

障害者雇用

当社では、障害のある方が活躍できる職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。職務内容の見直しと支援体制の整備により障害者雇用を推進し、2025年3月現在、4名を雇用しており、法定雇用率を継続的に上回っています。今後も多様な人材が活躍できる社会を目指し、障害者雇用に積極的に取り組みます。

障害者雇用人数・雇用率の推移
障害者雇用人数・雇用率の推移
2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
雇用人数 5.08 4 4.33 4.5 4.42
雇用率 2.7% 2.1% 2.2% 2.3% 2.2%

※雇用人数および雇用率は、月別での全体社員における障害者社員の人数から年間平均値を算出し、申請条件に基づいて得られる数値となっております。

お客様への人材教育支援
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当社は、「良品質な塗料を通して、広く社会に貢献する」という経営理念のもと、塗料メーカーとして、お客様への人材育成支援を積極的に実施しています。お客様の課題解決に貢献するため、単に製品を提供するだけでなく、以下の人材育成支援を通じて、お客様の事業の持続的成長をサポートしています。

色彩を感じ、学ぶ空間 〜カラーワンダーランド〜

塗料の色は、原色の色そのものだけでなく、実際に塗装した後の色の見え方が非常に重要です。しかしながら、色の見え方は照明や見る角度など、さまざまな要因によって大きく変化します。日常では何となく理解している色の変化を、技術的に体験できる施設を滋賀工場内の塗装技術センターに「カラーワンダーランド」と名付けて 設置しております。

カラーワンダーランド
動画で塗装を学んでいただく ~YouTube~

イサム塗料のYouTube公式チャンネルでは、当社の製品や塗料、塗装に関するアドバイスなど公開しております。

技術相談

当社では、製品の使用方法、塗装時の留意点、塗色情報、塗装仕様など、塗料に関する様々なお問い合わせやご相談に対し、製品知識を備えたスタッフが対応しています。

お客様から寄せられたご意見や情報などは、社内の関係部署にフィードバックし、その後の活動に活用しております。
なおご相談はホームページでも受け付けております。

日本塗装技術センター Japan Paint Technology Center

当社では、1972年(昭和47年)日本自動車車体整備協同組合連合会の後援により、スプレーマンの育成を目的とした「日本塗装技術センター」を開講し、塗料・塗装の基礎から塗装のスキルアップ、調色技術や水性塗料の基礎勉強など8講座を用意しており、5つの会場(滋賀・東京・名古屋・仙台・福岡)で実施しています。

日本塗装技術センター Japan Paint Technology Center