カラーセンター

カラーセンターイメージ

感性を数値に、調色を論理に。 PACシステムが、補修品質の「正解」を導く

自動車補修において、精度の高い配合データは現場の生産性を左右する核となります。当社カラーセンターでは、イサム独自の計数塗装管理システム「Paint Automation & Control system(PACシステム)」を配合取得の全プロセスに導入しています。
ここでは、熟練の技術者がスプレー塗装の肝となる「吐出量」と「エアー圧」の最適なバランスを数値化し、徹底した計数管理のもとで配合を取得。個人の感覚を論理へと昇華させることで、現場で真に再現できる高精度なデータを提供し、全国のボデーショップ様の技術と信頼を背後から支え続けています。

1.塗装を科学する「PACシステム」による計数管理

1987年の導入以来、私たちは「いつでも・だれでも・間違いなく」高品質な塗装を可能にする計数管理の普及に努めてきました。 カラーセンターでは、この「イサムPACシステム」に基づき、塗装面積に応じた吐出量とエアー圧の相関関係を適正数値として管理する仕組みを構築 。専用の「PAC530スプレーガン」を駆使し、常に一定の条件下で配合取得を行っています。この「塗装を科学し、バランスを数値で固定する」姿勢こそが、経験や勘に頼らない、圧倒的な配合精度の源泉となっています。

PACシステム表

PACシステム表

PACメーター

PACメーター

PAC吐出ダイヤル

PAC吐出ダイヤル

PAC530スプレーガン9

PAC530スプレーガン9

2.スペシャリストの執念が宿る、緻密な配合検証

最新の意匠性が高いボデーカラーや、複雑な多層コート。これらを完璧に再現するため、当社の技術者は一色一色に対して膨大な時間をかけ、論理的な裏付けを行います。専用ツールと熟練の技を融合させ、厳しい検証プロセスを勝ち残ったデータだけが、お客様の元へ届きます。この妥協なき姿勢がデータの信頼性を担保し、現場の作業者が迷いなく一発で色を決められる「答え」を生み出しているのです。

3.次世代の調色ソリューションを支える「知の拠点」

カラーセンターの役割は、配合データの提供に留まりません。蓄積された膨大な知見は、最新の調色管理測色システム「彩選短スマート」の開発やアップデートにも直接活かされています。「配合.jp」から「彩選短スマート」へ。技術者の手によって磨き上げられた信頼性の高いデータとPACシステムの思想を、最適なカタチで全国のユーザー様へお届けする。私たちはこれからも、国内屈指のカラーインテリジェンス拠点として、自動車補修業界の品質向上と技術継承に全力を注いでまいります。

カラー工房NEO

カラー工房NEO

彩選短スマート

彩選短スマート

ライトスケールRoute

ライトスケールRoute

オートペイントカラーズ2025

オートペイントカラーズ2025

①カラーセンター作業場所
「お預かりしたパーツやカーメーカー新色など、配合取得のプロ達が日々データ取得を行っています。

②カラーセンター関連
配合取得した塗板は、完成塗板として作成し保管しています。トータル45万枚近い塗板ストックがあります。

③カラーセンターミキシング
配合の取得には水性2ライン「アクアスDRY/CRONOS」と溶剤3ライン「ハイアートNext/CBエコ/アクロベース」の計5ラインを対象として取得を行っています。

④調色作業
デジタルで解析された配合をベースに、配合取得のプロ達が計量調色から微調整へと進めて配合確定へと導きます。

⑤塗装
微調整を重ねた塗料は、専用のスプレーガン(水性:イサム水性専用/溶剤:イサムPAC530)を用いてテストピースに塗装されます。パックシステムの計数管理に基づき、パターンやエアー圧を一定に保つことで、人の感覚に頼らない正確なデータ測定を可能にしています。

⑥塗装ブース
カラーセンターには、水性専用機を含む計10基の調色ブースが完備されています。自動車補修の生命線である『実車配合データ』の精度を極限まで高めるため、スペシャリストたちは納得がいくまでテストピースへの塗装と微調整を繰り返します。一色一色に魂を込めた妥協なき試行錯誤により、10基のブースは常にフル稼働しています。

⑦比色
テストピース作成後にトリプルチェック体制にて配合精度向上に努めています。

⑧BYK MACi
市場で採用いただいてる「彩選短スマート」の親機で配合解析の生命線でもある「BYK MACi」を2機所有し、取得した配合データの精度と彩選短スマートへの反映に取り組んできます。

⑨デジタルマイクロスコープ
配合の取得に伴い、お預かりしたパーツの色を分析し、パールやメタリック粒子など確認を取って原色選定を行っています。